優れた機能と高い品質で好評をいただいている日本ファイリングの製品は、茨城工場で生産されています。生産ラインは、自動化・省力化が進み、ジャスト・イン・タイム生産方式の導入との相乗効果により効率的な生産体制を確立しています。
また、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO 9001」及び、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO 14001」の認証を取得し、常に高品質が維持され、地球の環境保全にも配慮した生産システムが確立されています。
■茨城工場
所在地 | 茨城県常総市 |
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規模 |
敷地面積 72,070.53㎡ 建築延面積 26,753.32㎡ |
構造 |
工場棟(鉄骨造、平屋建 一部2階建) 事務厚生棟(鉄骨造、2階建) |
大量脱酸処理工場
外観から見えない部分に対しても決して妥協をしない方針を取っています。このことはこれまでの豊富な納入実績とその評価が物語っています。
使用される各種材料は、厳選されたものが使われます。特にスチール材では、微妙な歪みを回避し、塗装の仕上がりを良くすることで高品質が得られています。
ボルト・ナットの位置をはじめ、細部のデザインにまで考慮された専用設計のパーツ類により、製品のハイクオリティが保たれています。
熟練した技術者と最先端のロボットによる加工技術により、常に高い精度を実現しています。
スチール製品には、当社が誇る高い塗装技術が施され、塗装面の高い硬度や平滑性が得られています。
当社では、組み立て施工を完了するまでが製品の品質と考えます。熟練した専門の技術者が一貫した責任体制のもと、施工を実施します。
■柏技術センター
図書館自動化研究室 Library Automanion Laboratory を
併設しています。
ハードウェア技術とソフトウェア技術の研究開発の拠点。
基礎技術の研究から新技術の開発まで、次世代を見据えた取り組みを実施しています。
1999年、国際的な品質マネジメントシステム規格であるISO9001を認証取得致しました。これは開発・設計段階から製造、据付、付帯サービスに至るまでの品質管理システムが国際的な基準に照らし評価されたものです。当社では、創業以来品質第一の指向に徹して参りましたが、今後も引き続き高品質の維持、さらなる向上に常に努め、お客様の信頼に応えてまいります。
事業所名 | 本社及び茨城工場並びに柏技術センター | |
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対象範囲 | 各種物品棚、書架・移動棚等の開発・設計、製造、据付 | |
適用規格 | JIS Q 9001:(ISO9001) |
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審査登録機関 | 財団法人 日本科学技術連盟 | |
登録番号 | JUSE-RA-160 | |
認証取得日 | 1999年3月23日 |
グリーン購入は、消費生活など購入者自身の活動を環境にやさしいものにするだけでなく、供給側の企業に環境負荷の少ない製品の開発を促すことで、経済活動全体を変えて行こうとする取り組みです。
森林の保護と再生、CO2削減、地球温暖化防止、海や河川や大気の汚染を防ぎ、環境への負荷をできる限り軽減し環境破壊を防ぎ、資源の無駄遣いを防ぐために制定されたのがグリーン購入法です。
JIS認定工場の表示はJISマーク制度の変更により、2008年10月1日より新JISマーク認証制度に移行しました。
認定工場の表示はなくなりますが、品質管理体制の評価は従来通りに行われ、新しいJIS認証を取得しています。
新制度への移行を機に、認証製品を3製品から5製品に増やしました。
新JIS製品はもちろんのこと、その他の各製品についてもより厳しい社内基準に基づいて製造し、高い品質を実現しております。
日本工業規格(JIS)表示認証
書架・物品棚 | JIS S 1039 |
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認証機関 | 一般財団法人 日本品質保証機構 |
認証番号 | JQ0308109 |
該当製品 | BS型書架 FS型書架 ビブリオ書架 L型軽量物品棚 UG型多用途物品棚 |
今日、避けて通ることの出来ない「環境問題」について、当社では積極的に取り組んでおります。製造工程において省エネルギー、排出物抑制等環境配慮に努める一方、製品開発においても創意工夫を凝らし、継続的な環境負荷低減を目指しております。
特に製品開発の分野では、「竹材」に代表される低環境負荷材料の研究開発を積極的にすすめ、書架・家具への応用を可能としました。また併せて、リサイクル性の高い材料の使用、主要材料の使用抑制、廃棄時の材料分別が容易な設計、VOC対策等にも積極的に取り組み、多くの製品がグリーン購入法適合製品となっております。
2001年、国際的な環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得致しました。このことは、当社の環境マネジメントシステムが永続的に環境負荷低減に貢献し、循環型社会の形成に寄与するシステムとして、評価されたものです。
事業所名 | 茨城工場 | |
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対象範囲 | 各種物品棚、書架及び移動棚等の設計、製造及び酸性紙図書の大量脱酸処理 | |
適用規格 | JIS Q 14001:(ISO14001) |
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審査登録機関 | 財団法人 日本科学技術連盟 | |
登録番号 | JUSE-EG-074 | |
認証取得日 | 2001年12月20日 |
現在、「国等による環境物品の調達の推進に関する法律(グリーン購入法)の判断基準を満足する製品の市場導入を推進しており、この基準を満たす製品を開発しています。また、これをさらに進めるため、低環境負荷材料を積極的に採用しております。
再生プラスチックがプラスチック総重量の10%以上混入されたプラスチックパーツを採用しています。(グリーン購入法判断基準 ①)
木製パーツは芯材に、パーチクルボードやMDFを用いて環境に配慮した製品にしています。(グリーン購入法判断基準 ②)
業界初の試みとして、森林資源の枯渇に対応し、約3年で成竹となる竹集成材による書架の開発に成功致しました。書架への応用で懸念されるカビや虫の発生については、独自の防御加工を施すことにより解決しています。また、現在では芯材MDFとの組み合わせにより、ほとんどの書架・家具への応用が可能となっています。
人体に悪影響を及ぼすと言われるホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物の放散を抑えた材料を積極的に採用しています。スチール製品の塗装には電着塗装によるVOC対策塗装のみならず塗料をクロムフリー化、また静電塗装における鉛・六価クロムを含まない塗料の調達を実施しています。木製パーツでは、ホルムアルデヒドの最大放散量を0.4mg/L以下に抑えたF☆☆☆☆級材料を採用する等、導入後の施設環境にも十分配慮しています。
設計の初期段階より、材料の使用を抑えた設計を行っています。
加工工程を増やすことで、総部品点数の削減に成功しました。
多くのパーツは永年お使い頂いた後でも補修、追加が可能なように互換性を持たせた設計で、トータルとしてロングライフ設計になっています。
万一不要となった製品は、単一素材に容易に分解、解体できる設計になっています。
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